<APRO NEWS> 日経産業新聞2001年6月5日(火)掲載
||| たんぱく質分析のアプロ 新研究棟建設年内にも着手来春完成 株式公開へ基盤強化
たんぱく質の構造分析サービスを手掛けるバイオベンチャーのアプロサイエンス(徳島県鳴門市、金敦祚社長)は年内にも新研究棟の建設に着手する。総投資額は約一億七千万円で、2002年4月の完成を目指す。ポスト・ゲノム(全遺伝情報)としてたんぱく質の構造分析市場が注目されている時機をとらえ研究・開発体制を充実し、2003年を目標とする株式公開に向け収益基盤を強化する。
新研究棟の建設予定地は東洋建設が造成した鳴門市瀬戸町の「鳴門複合産業団地」約1300m2の敷地(駐車場用地約800m2も別途賃貸方式で確保)を購入済みで、鉄筋コンクリート造り3階建ての研究棟を建設する。完成後は本社機能も現在の鳴門市撫養町から移す予定。
新研究棟の建設に合わせて研究スタッフの増員も急ピッチで進めている。2001年に入って新卒・中途合わせて5人を採用したのに続き、来春入社予定で6人の採用もすでに内定しており、研究スタッフは総勢で20人程度になる見込み。新研究拠点との相乗効果により大学・医薬品メーカーからの分析サービスの受託を増やすとともに、共同研究にも弾みをつける。
同社は2003三年の株式公開を視野に、売上高を2004年までに10億円(2001年4月期一億5000万円)に引き上げる方針を打ち出している。目標実現に向けて販売面でも新たに米の研究試薬メーカー、プロメガ・コーポレーションの日本法人(東京・中央)と提携し、既存の代理店と合わせて二社を窓口に大学、医薬品メーカから解析サービスを受注する体制を整えたばかり。
ハード・ソフト両面にわたる今回の研究体制の強化策は総仕上げの意味を持っている。
2001.10.11(木)日本経済新聞
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