<APRO NEWS> 日経産業新聞2001年9月6日(木)掲載
||| たんぱく質分析のアプロサイエンス 複数代理店、来月に導入
プロメガなど2社 大学・企業に利用促す
たんぱく質の構造分析サービスを手掛けるアプロサイエンス(徳島県鳴門市、金敦祚社長)は複数代理店制を導入する。新たに米の研究試薬メーカー、プロメガ・コーポレーションの日本法人、プロメガ(東京・中央、上田昌宏社長)と販売提携し、十月から二社を窓口に大学、医薬品メーカー向けの営業を進める。
ポスト・ゲノム(全遺伝情報)としてたんぱく質の構造分析が注目されている機をとらえ、競争原理の導入で営業面を強化し、シェア拡大を目指す。
販売提携したプロメガの米本社(ウィスコンシン州)は生命科学関係の研究試薬に強みを持っている。アプロでは今回の提携を通じ、プロメガが九五年の日本法人の設立以来培ってきた大学、医薬品メーカー向けの販売ネットワークを活用して解析サービスの受注に弾みをつける。
現在、アプロはアミノ酸配列を一つずつ確認する解析サービスのほか、七月から新サービスとして微量のサンプルで高速処理が可能な「プロテオーム解析」も始めた。病変メカニズム解明や新薬開発に役立つ基礎データを効率的に収集するにはいずれの解析手法も必要とされているが、両方を一括提供できる解析サービス会社は珍しいという。
複数代理店制は同社の強みを最大限に生かすため導入した。十月以降は今春に販売提携した研究用器材・試薬などを手掛ける日本ジェネティクス(東京・文京、山崎一夫社長)との二社を窓口に受注活動を進める。
アプロではこれを機に人材・資金両面の経営資源を研究活動に集中。効率経営を徹底しながら二年後の株式公開を視野に、売上高を三年後までに十億円(二〇〇一年四月期一億五千万円)に引き上げる考えだ。
2001.9.6(木)日本経済新聞
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